終戦記念日に思う

1945年(昭和20年)8月15日、ポツダム宣言を受諾した日本は連合国に無条件降伏し、第二次世界大戦、日中戦争、日本のアジア侵略が終結した。

敗戦から60年経った現在、侵略側の日本がその後一切の軍備保持と対外戦争を(表面上)禁じ、経済大国として繁栄している。民主主義と国際協調が根付いており、欧米と同列に扱われるアジアの国である。

しかし、そのアジアの国は、ロシア含めて軍拡を続け、不十分な民主主義を採る国も多い。たしかに実際に戦争が勃発する可能性は低くなってはいる。少し調べたところ、おそらくアジア同士で戦った最新の戦争は中越戦争という、今からおよそ30年も前の出来事である。
だが、未だ戦争が終結していない朝鮮半島、独裁色が強い中ロを考えると、日本周辺国で突発的に戦争が勃発する可能性は残っている。

ヨーロッパの口真似の如く平和平和と唱え続けている日本は、そうした危機的状況に対処できるのだろうか。南オセチア周辺での紛争に対する日本の態度を見ていると、そもそも対処しようとする意志を持っているのかすら疑わしく思えてくる。
大戦で多くの命と引き換えに学び、憲法にも明記した反戦への強い思いを行動で示さなくては、先祖だけでなく、日本が殺した多くの命に申し訳が立たない。

平和は勝ち取るべきもの

僕達は常に、誰かが勝ち取った平和を譲ってもらっているんだ。例えそれが、一日限りの平和だったとしても、僕はその価値に感謝する。   by蒼穹のファフナー、RIGHT OF LEFT


南オセチア問題から始まったグルジアとロシアの紛争は、グルジアの(ある意味一方的な)停戦にも関わらず継続中。国連安全保障理事会で決議がまとまらず、当然オリンピック委員会の要請なんて聞きもしないロシア・グルジアだが、此処へ来てフランス、フィンランドがグルジア大統領と会談した。
戦争の相談では無いだろうから、おそらく仲介の提案であろう。フランスは批判を恐れず中国にも苦言を呈した経験を持つ。

また、少し前の話だが、イラン核問題で、EUが提案した案がイランに蹴られたとき、安全保障理事会にドイツが加わってイランへ課す新たな制裁について話し合った。

もちろん、こうした動きが平和につながるとは限らない。世話が良いのには裏がある、ということもある。
だが、こうした問題についてほとんど口を開かない日本の平和外交が正しいとは思わない。

悪魔の辞典によれば、平和とは「二つの戦争の時期の間に介在する、だまし合いの時期」。
だまし合いでも何でもいいから、日本には理想にこだわらず平和の実を取ることを選んでほしい。ロシアやイランが石油を譲ってくれなくなったり、隣国を怒らせることが恐くて黙っているようでは、責任ある大国とは言えず、逆に国際社会の信用を無くしてしまうだろう。

繰り返し主張する。平和は勝ち取るべきものである。日本はそれを譲ってもらうほど弱小国ではないはずだ。

審判の日

ナショナリズムの高揚は、国内矛盾の対外転嫁を期待できる。政府にとってこれ以上ありがたい持ち物は無いだろう。

しかし、ナショナリズムの高揚は、大概の場合、冷静さに欠け、論理など顧みもしない思慮無き主張が幅を利かせる結果となる。

米国の地名委員会は、日韓両国が領有を主張している竹島について、「独島・韓国領」から「帰属先未定」に変更し、中立的な名であるリアンクール岩礁に次いで竹島、独島の順で記述したところ、韓国から大反発が起こった。

牛肉デモ等、対米イメージ悪化を懸念する米国は、再び竹島を韓国領に戻し、きちんとリアンクール岩礁・独島・竹島の順に修正した。

歴史的、論理的に解決しなければならない問題であるにも関わらず、どっちが先に書かれるか、と言った会議の席順争いレベルのことを続けている韓国が、日本の国鳥ということでキジを大使館前で虐殺したことは記憶に新しい。

両者が対立して、片方が感情的な言葉や詭弁を使ったとしても、第三者はじっと注意深く論点を観察している。いくら騒いでも有利にはならないだろう。

それよりも、責任を他国に転嫁する政府が国際社会から信用されなくなるデメリットの方が大きい。一方的で極端な主張を自国民に教え、それによってナショナリズムを高揚させて政府の矛盾を隠してきた韓国が審判の日を迎える時は、もしかするとそう遠くないかも知れない。

七夕のお願い

私は、信念を守るために過酷な状況を耐える人を尊敬する。

アウンサンスーチー、ビルマ建国の父アウンサン将軍の娘であり、長らく軍事政権から自宅軟禁されているノーベル賞受賞者である。
およそ10年にも及ぶ軟禁にもめげず、私腹を肥やし続ける腐りきった政府を民主的にひっくり返そうとしている。

ダライ・ラマ14世、チベットと中国の融和を説くチベット仏教の聖人である。何故かテロリスト扱いする中国政府にもめげず、中国からの独立を目指すチベット人過激派を抑えるのに苦労しながらも平和的に問題を解決しようとしている。


スーチーが、ダライが、支持者に武装蜂起せよと訴えると、ビルマも中国も少なくとも数年間大混乱に陥るだろう。ビルマの場合は国際社会も軍政に飽き飽きしているから政府転覆もあり得るかもしれない。
だが2人とも、それでは意味がないとわかっているのだ。クーデターを起こした政府を倒すのに力を使えば2度目のクーデターが起こるだけであるし、チベットが豊かさと誇りを持って生活するためには中国内に自治権を持つに限るのだ。

2人が望む世界でありますように   遅いけど私の七夕のお願いである。

秋葉原事件が残した遺産

6月8日に起きた秋葉原の連続殺傷事件は、ネット上の殺害予告に対する監視という問題を残した。

政府は数億円をかけて策を練ることを発表したが、これに対して、矢野 さとる氏が2時間で作り上げた予告inが登場した。

予告in では、主に2chなどから殺害予告を拾い、悪質な書き込みは警察に通報している。書き込みは一般のユーザーでも行うことができ、個人ユーザーによる犯罪の監視、という役割を果たしている。
インターネット上での犯罪予告は、2000年に起きた西鉄バスジャック事件がきっかけとなって周知されたが、制度的な対策は採られず、今回の事件の遺産となった形だ。


ユーザーが世の中のためを思って、善意100%で動いているわけではないと思うが(もしそうなら世の中はこれほどまでにギスギスしてはいまい)、すでに何人も逮捕者が出ていて、実質的な効果も上がっている。

しかし、匿名を理由に言いたいことを書くネット社会の現実とはうって変わって良心的な書き込みが続く予告inには、逆に疑心が湧いてくる。

-彼らがどれほど本気で心配して書き込みしているのか、本当は遊び心ではないのか。-

私は最初そう思い、もしこれが当たっているなら次第に本性を表すであろうと思い、注視してきた。しかし、今になっても、コメントには2chに見られるような発言をあまり見ることができず、ある程度節度の整った書き込みがされていると思う。

しかし、それでも私の心は疑いで溢れている。
これが言葉狩りにつながる可能性、特定の人に対する不当なバッシングにつながる可能性、今は比較的良好な警察との関係が悪化し、権力と抗争するような事態が発生する可能性・・・・これを書いている最中にも、いろいろな疑心が私の頭をよぎる。


だが、自分が疑いの気持ちを持つということは、その自分もある程度疑うに値するということでもある。つまり、私はインターネット上で無責任な書き込みを続ける者と同様に心が汚れているということだ。

今回の事件で、私はそれに気づくことができた。小さなことだが、これも一つの遺産であろう。
プロフィール

銀河帝国参謀長

Author:銀河帝国参謀長
0円EBはエリア1に住む休暇中の銀河帝国軍人。

主な経歴
2003宇宙要塞ルナ・ツーに到着
2005イージス幹部就任
2007『道』幹部就任

Ass.Clerk:銀河帝国大佐
百花繚乱EBで休暇生活を満喫する帝国軍人。

Ass.Clerk:豆腐屋の怒り
(EAGLE リーダー)
ウォーロックで活動中の豆腐屋。K=D目指して奮戦中?最近何故か弟子が^^;
成績悪かったら「怒れ〜」と活を入れてください(x_x;)

※PCスペック(重い場合は遠慮なくどうぞ。改善の努力は致します) 
Microsoft Windows XP
  Home Edition (SP3)
Intel Xeon E3110
  (3.00GHz)
2048MB RAM
NVIDA GeForce 8500GT
光回線

どうやら大阪人になりすまして大学生活を送っているそうだ。



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